製品紹介

JNR 9600北海道型

MODELS  :JNR TYPE 9600 NO.79618 (J)
使用燃料 :アルコール
縮尺   :1/30
単体重量 :5.2kg

完売御礼申し上げます

キュウロクの歴史
蒸気機関車の国産化と大型化の方針から企画設計された、最初の国産、量産、大型機が貨物用の9600でした。この機関車の機械的特長は、従来の左右動輪間に挟まれていた狭火室から、フレーム(台枠)上に火室を載せて広火室を採用し出力を大幅に向上させた事。又日本の標準軌(1067mm)から国際標準軌(1435mm)に容易に改軌できる設計がなされていた事にあります。また外観的特徴としては、ボイラー上の煙突、蒸気ドーム、砂箱と言った突起物が、従来の英米型の高い物ではなく、ドイツの大型機に似た低い形の物を採用した事にあり、その事が見る人に力強い印象を与え、“キューロク”の愛称で親しまれました。1913年(大正2年)から1926年(昭和元年)迄の14年間に770両の生産台数をほこり、四国を除いた日本(台湾、樺太を含む)全国を始め、全生産台数の約1/3は当時日本が占拠していた地域へ改軌されて送り込まれました。敗戦により海外に運ばれた物はその地に取り残されましたが、性能の良さから、最後は、北海道、九州地区の支線で1975年(昭和50年)まで現役機として活躍しました。
本モデルは、北海道仕様としてディティールを再設計すると共にドレンバルブの操作系も九州型から見直しを図っております。

縮尺 1/32(ゲージ1/45mm) 
総重量 5.08 kg.( エンジン3.85 + 炭水車 1.23 kg.) 
全長 533mm (エンジン 351mm, 炭水車 159 mm) 
全幅 エンジン 98 mm, 炭水車 82 mm  
全高 エンジン 131mm, 炭水車 109mm  
車輪配列 2-8-0 コンソリデーション (2D)  
動輪径 41mm  
先従輪径 28mm 
炭水車車輪径 28mm  
自動給水ポンプ ラム¢5mm X ストローク6mm主動輪に標準装備  
シリンダー 2気筒, ボア 12mm X ストローク 20mm ドレンバルブ標準装備 
弁装置 ワルシャート  
ボイラータイプ 銅製:煙管水管併用式 
缶水容量 230cc(70%満水時) 
ボイラー装備 2 x 安全弁, 圧力計, 水面計, 加減弁, 通風弁, 逆止弁,バイパス弁(ダミータンクに装備)排水弁, スーパーヒーター  
給油装置 ロスコー式 (右タンク内に装備) 
炭水車 200 cc 
燃料容量 100 cc 燃料用アルコールに限る 
回転最小半径 2.0m (直径4 m)  

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